前・後期公募班代表 濱口 航介 博士 (京都大学 医学研究科生体情報科学講座)の研究グループの論文がPNAS誌に採択されました
前・後期公募班代表 濱口 航介 博士 (京都大学 医学研究科生体情報科学講座)らの研究グループは、マウスが行動選択する際、知識に依存した 行動価値(行動に伴う報酬期待)が行動直前に高次運動野で表現されている事を発見しました。この高次運動野の神経活動を抑制すると、知識に基づいた予測的行動だけができなくなりました。このことは高次運動野が知識に基づいた予測的行動を促進することを示しています。この論文は、当新学術領域の研究成果であり、PNAS誌に採択されました。ご一読いただけると幸いです。
掲載論文:K.Hamaguchi, H. Aoki-Takahashi, and D. Watanabe, “Prospective and Retrospective Values Integrated in Frontal Cortex Drive Predictive Choice”, PNAS, 119, e2206067119. Direct Submission
DOI:10.1073/pnas.2206067119 (2022)