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玉川大学特別講義「記号創発ロボティクスに基づく認知アーキテクチャの創造に向けて」

  • 2018年7月24日(火)17:00~19:00
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 玉川大学にて、当領域計画班代表 立命館大学 情報理工学部 谷口忠大教授による特別講義を開講します。

 講義タイトル:

 記号創発ロボティクスに基づく認知アーキテクチャの創造に向けて

 アブストラクト:

 記号創発ロボティクスは人間が発達の過程で自らのセンサ・モータ情報のみから概念を形成し,行動を習得し,言語を獲得する過程を構成的にモデル化し,また,「記号ありき」ではなく,記号,主に,言語が社会の中で生まれてくる様を構成的にモデル化しようという学術的取り組みである.汎用AIは本来,地球上の生命がそうであるように,自律的に環境で活動しその感覚・運動情報から適応的かつ発達的に知能・機能を形成すべきであり,記号創発ロボティクスは実環境適応を前提としながら汎用AIを創造しようという取り組みともみなせる.本講演では,記号を創発的な存在として捉える記号創発システム論に関して概説した後に,その構成論的アプローチである記号創発ロボティクスの成果と今後の展開に関して概説する.また,階層ベイズモデルや深層学習をさらに統合し,より統合的な汎用AI向かっていくための認知アーキテクチャの創造に関しても議論したい.

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