A02ニューラルネットワークによる神経ネットワークの動作原理の解明
本研究では、神経結合ネットワークが解明されている線虫C.エレガンスを用い、立体観測用の顕微鏡で頭部の全神経細胞の活動を、時間を追って測定します(4Dイメージング)。測定した結果を計算機上のニューラルネットワークモデルで学習させることにより、神経活動を予測するモデルを作製します。ニューラルネットワークの構造と予測性能の関係をさまざまな側面から検討します。さらに、実際の神経結合ネットワークを模したニューラルネットワークを作製することにより、実際の生物が持つ神経回路の構造がいかに最適化されているかを理解します。