刺激弁別の学習フェーズにおける線条体細胞タイプ特異的な神経活動の可視化

A02刺激弁別の学習フェーズにおける線条体細胞タイプ特異的な神経活動の可視化

 環境内の刺激条件に対応した目標指向行動の試行錯誤的な学習(刺激弁別学習)において、線条体を中心とした神経回路が重要な役割を果たします。我々の研究グループは、独自に開発した細胞標的法や遺伝子改変動物を用いて、刺激弁別の制御や、ルール変更に伴う行動スイッチにおける線条体投射ニューロンおよび求心性回路の機能的役割を明らかにしてきました。しかし、刺激弁別の獲得フェーズにおける2タイプの線条体投射ニューロン(直接路ニューロンと間接路ニューロン)の詳細な機能については、不明な点が多いです。我々は最近、この2タイプの線条体投射ニューロンのそれぞれに対して特異的に遺伝子組み換え酵素Creを発現するラット(Tac1-CreラットとDrd2-Creラット)を開発しました。本研究は、これらの動物を活用し,刺激弁別の各学習フェーズ(獲得・実行・消去・ルール変更)における線条体投射ニューロンの活動をカルシウムイメージングにより可視化し、その機能解明に挑みます。

 

研究者リスト

  • 小林 和人

    Project Leader

    小林 和人

    福島県立医科大学 生体機能研究部門

    教授

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